ロードバイクを乗って学んだこと


長距離ライドのブルベに参加することを通じて、
準備し、スタートからゴールするまでのその過程は、
まさに人生そのものなんじゃないかと思えている。

前提として、ロードバイクの機材としての
重要性はもちろんありますが、
スポーツとしての体の使い方、
長距離を乗り続けるための栄養補給の戦略など、
始めたころには想像もできなかったことまで
いろいろ考えながら乗らないといけない
ロードバイクの奥深さを学びました。

その中でも特に長距離を
安全に速く確実に目的地に着くという事に関しては、
色々な工夫と事前準備が要求される。

単にペダルを回すだけでいいということではない。
いろいろなところに神経を使ってペダリングをしないと
効率の良いペダリングはできないし、
ロングライドの過程ではパンクなどのトラブルはつきもの。

暗黒の山道のナイトライドもあるし、
事前に準備しておいた自分の使える手段を何とか駆使して、
それぞれの場面を乗り越えていく。

そして結果的には、
ロードバイクというものを体の一部として動かし
想像をはるかに超える遠方まで自力で行って戻ってくる。
これの計画は今まで自分がしたことがないぐらい細く準備をしないと
目標は達成できない。

もしこれを普段の仕事や生活にうまく取り入れることができたなら
人生における目標達成に良い影響を与えてくれるのは間違いない。

ただ実際の仕事は必ずしも正解は1つではない事に対して、
ロードバイクでロングライドするブルベは、
目的地やルートが既に決まっているので、
目標を達成する事にはじめから集中することができる点が大きく異なる。

しかし、そうだとすると逆に、
人生においても目的地と通過するチェックポイントさえきちんと定めることができれば、
ブルベと同様に、仕事でも人生でも目的にゴールできるとも言える。
この考え方はこれからの人生に間違いなく役に立っていくだろうと思う。





Copyright © 人生を歩むヒント All Rights Reserved.