去年11月に怪我をしたこと


ある日の午後のことです。
そんなことになると思っていなかった。

いつものコースを走っていたがその日に限りギアの調子が悪い。
あるT字路に差し掛かった時に
チェーン落ちしたかと思って下を覗き込んで右折したが、
その直後に軽自動車が止まっていた。

もちろん駐車禁止の区間である。
そんなところに普通は車はないのだが、
ギアがつながり、さあ行きますかーと
踏み込み混んだ瞬間にそこに突っ込んでしまった。

スピードは出てなかったせいかのか、
車には傷ひとつ見えなかったが
私のバイクはフレームカーボンフレームに大きな亀裂が、、
トップチューブとダウンチューブの両方に。

ちょうど踏み込んだ時だったからなんだろう。

その後がたいへんだった。。
アゴやノドを強打し、アゴからは流血。

その時に通りかかった近所のおばさんが
幸いにも助けてくれた。

止血をするために沢山ティッシュをくれて、
少し落ち着いた後、
フレームは見た目の形を維持していたので、
自転車をゆっくり乗れば何とか帰宅できるのではと思ったが、
自転車にはもう強度が全くなく、
少しの荷重でもフレームの亀裂からミシミシと音がしてくる。

歩いて帰るしかない状態であると悟った。
あまりにも私が困っている姿を見て、
最初に助けてくれたおばさんが
病院まで送ってくれるということを言ってくれた。

私も自宅から7、8 km 離れているところを
ビンディングシューズで歩いて帰るのは
おそらく2時間以上かかるだろうと思い、
さすがにその好意に甘えさせてもらった。

本当にありがたかった。
結果的にはこれが大正解で
近所の病院の診療時間内に治療を受けることができた。

本当にあの方には感謝していて、
年末にはお礼として手紙ポストに入れてきた。





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